湿度と気温が高くなる季節は、革製品の取り扱いには注意が必要です。
革製品の色落ち・移染について、原因と対策方法を以下にご案内いたします。
色落ち・移染の原因
摩擦
日常的な使用や接触により、革製品が他の物にこすれることで色が落ちたり、他の色に色が移ることがあります。
梅雨
雨や汗、湿度の高い環境により革製品が湿ると、色素が溶け出しやすくなり、色落ちや移染の原因となります。カバーをしたり使用を控えましょう。
化学物質
洗剤、化粧品、香水などが革に付着すると、色落ちを引き起こすことがあります。
紫外線
直射日光に長時間さらされることで、革の色が退色しやすくなります。
対策方法
適切な保管
革製品は湿度が低く、直射日光の当たらない場所で保管してください。通気性の良い布袋などに入れて保管すると良いです。
防水スプレーの使用
使用前に防水スプレーを革製品に適用することで、水分や汚れから保護し、色落ちや移染を防ぎます。
定期的な手入れ
専用のクリームやワックスで定期的に手入れを行うことで、革の保湿と保護ができます。また柔らかい布で優しく拭き取ることで汚れを防ぎます。
適度な使用
同じ革製品の使用を避け、革製品を長持ちさせるために使用頻度を分散させると良いでしょう。
早急な対応
万が一、色移りが発生した場合は、すぐに柔らかい布で優しく拭き取り、当店にご相談してください。
革製品は適切な手入れと保管を行うことで、美しさを長く保つことができます。ご不明な点やご相談がありましたら、いつでもお問い合わせください。